大阪市教育委員会が、やっと本腰入れ始めてくれたかも?と思えた話。
以前の記事で、市議会議員の方々に助けを求めた事は書いていましたが、今日は具体的にどのように力を貸して下さったのか、について書いていきたいと思います。
力を貸して下さったのは、主に教育子ども委員の方々です。
ある委員の方は、同じ党の教育子ども委員の方と共に大阪市教育委員会へ詳細を確認してくださいました。
更にこの問題についての勉強会も開催し、教育委員会の担当の方とやり取りして下さったそうです。
また、別の教育子ども委員の方は、8月以降の大阪市教育委員会の対応について確認、詳細を知らせて下さいました。
そのおかげで
- 8月の段階で学校への指導文書の通知を出していた
- 全校から体育教師が参加する集まりを行い、「月経時のプール授業を強制しない」ことについて指導した
- その上で、「学校によって、教育委員会からの通知の内容が弱められた文章になっては困る」為、教育委員会から直接保護者あてのプリントを出した
以上のような情報を新しく知ることができました。
市会議員の方々が間に入って下さった事によって、そこらの保護者が抗議と要望を出しただけでは出てこない詳細を教えていただけたと思います。
そして、大阪市教育委員会の対応もようやく生徒の状況に寄り添う内容に変わり、さらに「これは人権問題である」と問題意識を持って取り組む姿勢が見えてきました。
その対応内容については保護者目線で見て「まだまだ足りない」と思える点も複数ありますが、娘の中学校で例のプリントが配布された当初の動きと比べるとかなり良い方向へ変わってきていると感じました。
このように教育委員会の動きを確認できた以上、今後の水泳授業で引き続き生理中の水泳を強制する学校があったなら、それはもう「学校に問題有り!」ってなりますね。
いい加減、指導を受けた内容を理解して、辞めていただきたいものです。
このタイミングで残念ながら今年の水泳授業の期間が終わってしまいましたが、来年度の水泳授業ではより確実に
「生理中にプールに入れと強制するのはダメ、絶対」
が徹底されるよう、働きかけを続けたいと思います。