二学期開始すぐに配られたプリント
子供達の通う学校での中間テスト、ようやく終わりました。
やれやれです。
(主にお昼ご飯的な部分で)
さて、今日は8月下旬、娘の中学校で二学期が始まった頃の話です。
始業式後、数日が過ぎて娘が持ち帰ってきたプリントがこれです。
さて、なんだこれ。
娘が
「これ、おかーさん関係あるやつやろ?」
と言って、帰ってくるなり速攻で渡してくれました。
えぇ、恐らく関係あるやつだと思われますが。
私や娘は、大阪市立中学校で起きていた生理中の入水強制問題を知ってるから、関係あるやつと理解できました。
でもね、書いてないんですよ、「生理中の入水強制」について。
一切、まったく、なーーーーーんにも。
水泳指導については確かに書いてあるんですけどね。
なので、このプリントを「生理中の水泳強制、半強制が大阪市内の公立校で発生していた事実を知らない保護者」の目線で読むと
「月経中に限らず、見学しても成績下がったりしないように配慮されてるのねー。
で、なんで水泳授業のプリントが今頃配られてるの?
もう二学期で水泳授業も終わりなのにー。
どこかの女子生徒の保護者が、生理を理由に見学した場合に成績下がるようなこと無いか問い合わせたのかな?」
ってなる可能性が多いにある文面なんですよね。
残念、それだとミスリード。
不用意に「生理中でも入水するように強制、半強制してる中学校がありました!」なんて書けないのは、、、、まぁ、知られたくないよねー、と理解できなくもない。
でも!
強制、半強制が今後発生しないように予防する、という目線で行くと、このプリント配布に至る経緯は外せないと思うのですが、どうなんでしょう?
去年は沖縄、今年は滋賀の同様の問題が報道されているのだから、その辺りを引き合いに出しつつ
「大阪市の公立校では強制などが起きないように、こんな基本姿勢で水泳指導をしていますよ」
と提示する形であっても最低限の話は通じるのに、残念だなぁと。
大阪市教育委員会が「生理中の入水強制はダメ」という姿勢であることを保護者に表明するのであれば、明らかに色々と足りていません。
そして、この姿勢が生徒や保護者に伝わってさえいれば、もしも今後
「生理?水泳見学?出来るけど成績下がるよ」
と教員から言われた時にすぐ、
「それは脅迫、半強制に当たるから間違ってるよ!
大阪市教育委員会は強制はダメだと言ってるよ!」
と、声を上げやすくなると思うんです。
教員や学校側に直接言いづらくても、教育委員会に助けを求めるハードルは下がると思うんですよね。
この点、結構引っ掛かるプリントでした。
そんなわけで、どのような意図により教育委員会から配布されたのか汲み取りづらかったのでいつもの担当の方に問い合わせメールを送りました。
(毎度毎度、直で指名してメール送りつけて申し訳ないと思いつつ、、、です)
問い合わせ内容はいたってシンプルです。
「このプリントはどのような目的で保護者宛に配布されたのか、教えていただけますでしょうか」
2週間ほど経って回答を受け取っています。
そしてこのプリント配布にあたり、残念な出来事も後になって発覚しました。
それらについては後日書きたいと思います。